小学1年生の息子が算数検定11級を受験しました。
きっかけは学校から算数検定の案内が届いたこと。
案内によると団体受験なので学校で受験できるとのこと。
今後、成長するにつれて漢字検定など他の検定試験や模擬試験など、緊張した空気で試験を受ける機会が増えるはず…。
その時のために試験の雰囲気を経験するのにいいのではないかと思い、申し込んでみました。
11級ならば小学1年生レベルとのことで、まずは11級を受験することに。
この記事では小学1年生の息子が算数検定11級を受験する上でやった勉強法や、やっておいてよかったことなどを紹介します。
小1息子の算数検定11級勉強法
検定試験を含め試験をすること自体が初めてなので、どうやって勉強しようかと戸惑いましたが、今回は「要点整理」を使っての学習をしてみました。
書籍のサイズはA5サイズと、学校の教科書などに比べると小さめです。
そのためやりにくかなと思い、はじめはわたしも横について一緒に見ながら、文章なども読んでもらって一緒に考えながらすすめてみました。
学校の宿題も意外と量があるので、平日に学童へ行くと学習時間を確保するのがむずかしいと感じ、学童がない日と土日などの時間が取れる日を中心に勉強時間を確保。
1つずつすすめていくうちに、段々とやり方が身についてきたようで一人でも取り組めるようになりました。
勉強の開始時期については息子は少し遅めで、本格的にスタートしたのは1ヶ月前くらいからです。
あまりたくさんの量をやると勉強自体が嫌になってしまうので、1日1単元ずつすすめる方法にしました。
はじめた頃は慣れない感じもあったのですが、すすめるうちに段々とやり方に慣れてきて、一人で読みながら問題を解いていきました。
苦手分野はドリルを併用
同時に予備の学習として利用したのが、くもんのドリルです。
息子は算数の計算は比較的得意な方で、スラスラと解けるのですが、文章題になるとつまづいてしまいます。
文章の問題を読んで考えることを慣れさせるために、くもんのドリルも併用して学習してみました。
計算はスマイルゼミも活躍
スマイルゼミでは算数検定対策のカリキュラムはないのですが、「計算ドリル」という計算力をつけるページがあります。
計算ドリルでは問題の点数とタイム表示が出て、前回よりもはやく解くことができるとタイムが更新されていきます。
そのため繰り返し取り組むことで計算のスピードが上がっていくのです。
このスマイルゼミの計算ドリルと、他には学校で繰り返し宿題として出ていた計算カードが息子の計算スキルを上げてくれたと思っています。
過去問題集
過去問は試験の雰囲気を知るためにもやっておいた方がいいです!
息子には過去問題集を1冊購入しましたが、過去問は公式HPで無料でダウンロードできるので、購入する前にどんな感じか試してみるのもいいと思います。
▽公式HP
数学検定・算数検定(実用数学技能検定) | 公益財団法人 日本数学検定協会
こちらの問題集では、過去問が6回分掲載されていました。
息子はこちらの過去問と公式HPでダウンロードした過去問の合計7回分を事前にやりました。
過去問題をやってみることで、どんな問題が苦手なのかを知ることにも役立ちます。
大変だったこと・やっておいてよかったこと
検定を受験するまでで大変だったのは、勉強の計画は親であるわたしが考えてすすめていかなければならなかったことでしょうか。
お子さんの勉強をみるのが苦ではない方はなんでもないことなのかもしれませんが、わたしは苦手なタイプなので。汗
わたしは試験までの日数と要点整理の単元の数を見ながら、計画をたてていきました。
あとは息子がやりたくない!となった日が大変でした。
疲れたり、遊びたい気持ちが強かったりは当然のことながらありますので。
その点では、疲れてしまいがちな平日を避けて、土日などの休日に集中したやり方は、わが家の場合は正解だったようです。
もうひとつ大きな助けとなったのは、勉強後のごほうびです。
息子がやりたいゲームや動画を見るためには、やるべきことをやってからというルールをつくっていたので、そのためにがんばるという(笑)
このルールがなかったら全然勉強してくれなかったかもしれません。
解答用紙に記入する練習を
やっておいてよかったことは、過去問などに取り組む際に解いた答えを解答用紙に記入する練習です。
小1の息子の場合、学校でテストをやったことはありますが、学校で受けるテストは解答を直接テストの用紙に記入します。
初めて過去問題に取り組んだ際、息子は解答用紙に答えを書くという意味がわかっていませんでした。
1度でも問題を解いたら解答用紙に記入する練習をしておくと、試験当日に混乱することがないと思うので、ぜひやっておいてください。
過去問題集には解答用紙のページがあるので、息子にはこちらを拡大コピーして使いましたよ。
解答用紙には名前や住所などを書く欄があります。
息子は団体受験のため、住所を書く必要はなかったのですが、名前と生年月日を書く欄があったため、何年生まれなのか事前に本人に覚えてもらいました。
誕生日はわかっていても、何年に生まれたかまで教えたことがなかったので、この機会に覚えられてよかったです。
失敗したのは名前を「ひらがな」でしか書かせていなかったこと。
当日、学校の団体受験では名前は漢字とふりがなの部分を両方書かなくてはならなかったのです。
1年生なのでひらがなでいいだろうと思ったのが甘かった(苦笑)
息子は横に貼ったバーコードに書かれた漢字を見ながら書いたそう。
漢字で書く練習もしておくべきでした。
当日のようす
息子は小学校での団体受験で受験しました。
当日は通常通りに授業があり(5時間授業でした)、放課後に試験を行うという流れでした。
会場となる教室は受験級ごとではなく、学年ごとに分けられていました。
これは学校によって違うかもしれませんね。
息子の学年(1年生)の受験人数は7、8人位だったとのこと。
思ったよりも少ない印象でした。
帰宅してから試験の出来栄えを聞いてみると、少しだけ難しかったとのこと。
でも解答はすべて書けたとのことで、検定が無事に終わって息子も安心していました。
当日は問題用紙は回収され、すぐに見直しはできなかったのですが、後日問題用紙だけ先に返却がありました。
まとめ
はじめての検定受験。
息子には大きな会場での受験は少しハードルが高いと感じていたので、団体受験で受けることができてよかったです。
今後、漢字検定など他の試験を受ける機会もあるかと思うので、今回のような「試験を受ける」というのは良い経験になったのではないかなと思っています。
家庭学習の習慣も少しですが身についたので、今後も継続してドリルなどを取り入れていければいいなと思います。
▽その後、結果を学校からいただきました。▽
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わが家はそこまで教育に入れ込んでいる家庭ではありません。
家庭での学習はスマイルゼミや市販のドリルを利用して取り組んでいます。
お読みいただきありがとうございました。
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