おだやかなくらし

育児と介護。ダブルケアでも心地よい生活を目指すブログ

母が転倒してほぼ全介助状態に!用意したものや役立ったもの。

※本ページにはプロモーションが含まれています。


スポンサーリンク


母が転倒して痛みで動けなくなってしまい、一時的にほぼ全介助状態になってしまいました。

一応食事だけは何とか自分で摂れるのですが、他はほとんどできません。

いつかこうなる日が来ると思って少しずつ準備はしていたものの…

実際に全介助状態になって介護をしてみると、大変なことがたくさんありました。

母の介助のために用意したものや、役に立ったものなどをまとめてみます。

どなたかのお役に立てたら幸いです。

 

 

母がトイレで転倒、痛みが強く全介助状態に

母に留守番をしてもらって買い物に行って帰ってくると、母がトイレで転倒していました。

少し前にも、息子を学童にお迎えに行って帰ってくると、ベッドから滑り落ちていたのです。

なぜわたしが出かけているときに活動してしまうのか…。

元々母は足が曲がらない影響で、床に寝てしまうと一人では立ち上がることができなかったので、わたしひとりでなんとか起き上がらせてベッドまで連れて行きました。

転倒当初は本人に痛みはほとんどなく、念のため病院も受診しましたが特に骨などに異常はなし。

元気に過ごしていました。

ところが1週間ほど経ってから、突然痛みを訴えだしたのです。

はじめは我慢できる程度の痛みだったので様子を見ていましたが、ある日突然に尋常ではないほどの状態で痛みを訴えたので、救急で病院を受診しました。

ところが検査の結果、骨などに異常はなし!

はっきりとした原因がわからずに、安静にしているしかないということで、痛みを訴え続ける母をなんとか家まで連れ帰ることに。

痛み止めの薬は処方してもらいましたが、あまり効果がないようで、座ることも起き上がることもできなくなってしまい、ほぼ全介助状態になってしまいました。

ベッド⇔車椅子の移乗が大変!

痛みを訴えだしてからは1人でトイレに行くのもままならなくなり、はじめはトイレまで車椅子を使って移乗などの介助をしていました。

おしりが痛いようで座ることもできず、ベッドと車椅子の移乗が本当に大変でした!

母はリウマチや過去の怪我などの影響で、膝や腰を曲げることができないので、移乗の際は起き上がりから途中の座らせる過程を省いて直接立たせるため、ほとんど力業で持ち上げている状態。

繰り返しているうちに、わたしの腰も危ういことになってきました。

YouTubeなどを見て移乗の勉強しましたが、正直どの動画も途中でベッドにお尻をついて座れる方の移乗ばかりで、ほとんど役に立たず…。

その中でもこちらの動画は、下半身に拘縮のある方を対象としていたのでわかりやすく、比較的参考になったかなと思います。

困っている方がいたら参考にされてください。



トイレに行けなくなりオムツに

痛みが強くなってからは起き上がることもむずかしくなったので、なんとか説得してオムツを利用することに。

もうオムツにしたら、わたしとしてはかなり楽になりました。(腰が)

オムツ交換はにおいもしますし、確かに大変なのですが、ガラスの腰を抱えながら移乗をするよりもマシといった感じです(笑)

トイレで母を立たせたまま「痛い痛い」と言われながらお尻を拭くのもつらかったのですよね。

トイレもひどく汚れることがないので、毎回掃除もしなくてよくなりました。

オムツを使うことになって用意したものは以下のもの。

  • オムツ
  • 尿取りパッド
  • おしりふき
  • 消臭ポリ袋
  • 使い捨て手袋
  • 防水シーツ
  • オムツ用のゴミ箱


以前入院中にオムツだった際、オムツに尿取りパッドをつけて使用していました。

その時の残りもあったので続けて使用し、足りない分は買い足しました。

オムツに尿パッドをつけて尿パッドだけ交換できるようにすると、毎回オムツまで交換しなくて済むので少し楽かと。

しかしながら母の尿量が半端なく多いため、尿パッドから漏れてオムツが受けて止めてくれることがしばしば…。

ほぼ毎回オムツまで交換せざるを得ないのが現状です。

でも尿パッドをつけていなかったらベッドまで汚してしまうかもしれませんので、がんばって交換するしかないですかね。

一度下痢が漏れ出てしまって大変なことになったので(本当に大変でした…涙)、防水シーツは敷いておいた方がいいと思いました。

使用済みのオムツを捨てるゴミ箱にこちらを購入。


大人のものとなるとサイズや量もかなり大きくなるので、これを機に用意することにしたのです。

購入したものは中フタがあるので、オムツを捨てるために外ブタを開けても、においが漏れにくい構造とのこと。

においの問題に悩まされていたので助かります。

まだ届いていないので、届くのが待ち遠しいです。

ベッド上での食事

ダイニングテーブルまで移動することもできなくなったので、食事もベッド上で食べる事にしました。

痛みで動くことができず、食欲がなくなってしまい、全然食べられない日もありました。

食欲がなくなってしまったときに助けてもらったものが、メイバランスです。


いままで食事は普通に摂れていたので、今回のことで初めてお世話になりました。

明治メイバランスは明治から販売されている総合栄養食品です。

食事に必要な栄養素が1本でまとめて摂れるとのことで、食が細くなった母に利用しました。

1本の量は125ml。

栄養素はとしてはこんな感じです。

 

エネルギー : 200kcal
タンパク質 : 7.5g

カルシウム : 120mg
食物繊維  : 2.5g


など、食事が摂れない時には強い味方になってくれると感じます。

母の場合は食事量が極端に少なくなったこともあり、食事があまり摂れないときにはこのメイバランスを2回に分けて1日で1本飲んでもらっています。

母の場合は半分の量が一度に飲むのにちょうどよかったのですよね。

www.meiji.co.jp


味もたくさんの種類があって、好みをものを選べるのがいいと思います。

母には飲みやすそうなストロベリー・バナナ・フルーツオレを選んでみましたが、おいしいと言って飲んでくれていました。

まとめ売りしていたので、今後のためにも購入することにしました。

こちらは味も選べて注文できるのが助かります。

 

ベッド上での食事に役立ったもの

食事がとれるときは、介護ベッドのリクライニングを上げて、ベッド上で食べてもらいました。

ただ母の場合、リウマチの影響で腰と膝がほとんど曲がらないため、リクライニングも浅めです。

本当ならば、ベッド上で食事を摂る時は60度以上の角度までリクライニングを上げるのが理想です。

ベッドサイドテーブルの利用も考えましたが、リクライニングが浅いことと、テーブルに体重をかけて動いてしまうと危険なので利用は難しそうだと感じ、ミニテーブルを利用してみました。



こちらは特に介護用や医療用のものではありません。

ベッドに横になった状態で計測し、高さがちょうど良さそうなものを選びました。

お盆の上に食事を用意して、このテーブルに乗せて食べてもらっています。


痛みが強くないときなら、リクライニングを上げられれば高さも大丈夫そうです。

食事はこんな感じでセットしています。


お盆に100均のすべり止めマットを敷いて、その上に食器を。

上手く食べられないので、小さなおにぎりにしています。

これは以前に息子が骨折した時と同じ方法です。

www.asuka-kurashi.com


おかずの食器や汁椀は家にあったもので、持ち手付きのものを使っています。

脳出血の後遺症で手が震えてしまうので、持ち手がある食器だと手から落ちてしまいにくいので便利です。

飲み物用のコップは、入院時に使っていたストローコップを出してきました。


このストローコップは食事をするときに使っていて、それ以外のベッド上で生活する際にはペットボトル用のストローを購入しました。


こちらはペットボトルにかんたんに取り付けができ、寝たままでも飲めるというアイテムで、母の状態には抜群に合っていました!

こちらはペットボトルに取り付けたところ。


これならベッドサイドにも置いておけるし、母も飲みやすいしで本当に買ってよかったです。

 

介護ベッドにしておいて本当によかった

今回、全介助状態になってしまって事前に介護ベッドにしておいて本当によかったと思いました。

ベッドと車椅子の移乗のときにリクライニングだけでなく、高さも変えられるのは本当に助かった…。

食事も摂りやすいですしね。

リモコンに一応呼び出しボタンはついているけれど、母とは寝室が別なので、もしかしたら今後はコールボタンとかがあってもいいかもしれないなと思っています。


原因がまだはっきりとわかっていないので、今後痛みが治まってくるのか、また歩行ができるようになるのかは不透明なのですが…

また元気に歩けるようになることを願って乗り切るしかないかなと思っています。



♦関連記事です♦

www.asuka-kurashi.com

お読みいただきありがとうございました。

応援クリックしていただけるとうれしいです。
にほんブログ村 子育てブログ 2015年4月〜16年3月生まれの子へ にほんブログ村 介護ブログ 介護と育児へ