こんにちは、asukaです。
真夏の暑い時期は、熱中症対策にこまめに水分を取らなくてはと思います。
しかし飲み込むのが苦手な母は、普通に水分を取るとむせてしまい、返って誤嚥してしまうこともあり悩みどころです。
そこで今年の夏はゼリー飲料を利用した水分補給を取り入れてみました。
飲み込みが苦手な母の水分補給問題
今年の夏は早い時期から暑い日が続きましたね。
昨年の夏に母が脳出血で倒れたので、そのトラウマもあって夏の暑さには過剰に反応してしまいます。
高齢の母は食も細く、水分も積極的には取ってくれないので、飲んで飲んでとうながさないとすぐに脱水になってしまいそうで心配です。
とは言うものの実際に飲んでもらおうとすると、水や麦茶といったものは嫌がり、好物のコーヒーばかり飲もうとします。
水やお茶はサラサラとしていて飲みにくいようで、一度にたくさん飲めないことと、飲むとむせやすいようです。
コーヒーは母の好物だからか、好きなものに限っては飲みにくさを感じないようです(汗)
訪問リハビリでお世話になっている理学療法士の方が、「水分をこまめに取った方がいいけれど、コーヒーや緑茶は利尿作用があってトイレで水分が出てしまうので、他のものも飲んでね」と説明してくれたのですが、なかなか理解してはもらえません。
水分補給にゼリー飲料を利用してみる
飲み込みが苦手な高齢者向けの料理本をみていたときに、不足しがちな栄養分が配合されたゼリーを使うことで栄養補給する方法を知ったので、ゼリーのことを調べる機会がありました。
ちなみにですが読んだ本はこちらです。
コンビニ食材や冷凍食品などの市販品を利用したレシピや、噛みやすさの形態別に掲載されているのでとても参考になっています。
すると水分補給を目的としたゼリーが販売されていることを知ったので、試してみることにしました。
今はゼリー飲料と言ってもたくさんの種類がありますよね。
ドラッグストアに行くと、いろいろな商品が置いてありました。
写真のゼリーは水分補給を目的とする類のものです。
CMでよくみかけるOS-1のゼリーなんかもありました。
この他にもエネルギーやアミノ酸、ビタミンが補給できるものもあるので、食が細くて栄養バランスが心配な時にも、ゼリーの種類を変えて利用できそうです。
ゼリー飲料は食事の時に一緒に出して、デザートとして食べてもらいます。
入院していた時は、夕食には必ずゼリー が付いていたそう。
食べたものが喉にとどまらないように、ゼリー を食べることによって食べ物を胃へと流し、誤嚥を防止する効果があるようです。
まさに母のような状態の人には一石二鳥です。
毎食ではありませんが、献立がちょっと飲み込みにくそうな食材だったり、調子が良くなくて水分含め栄養があまり取れていなかったりしたときには出すようにしました。
ゼリーを出した時には、薬もゼリーと一緒に飲むので飲み込みやすいようで、一石三鳥にもなっています。
栄養補給にも便利なゼリー飲料
思いがけず知った情報でしたが、ゼリー飲料は母の現在の身体の状態にもあっていて、とても使いやすいことが分かりました。
誤嚥を防げるというのが、母にとっては水分補給以外にも利点となるところだと思います。
高齢になると食も細くなり、特に母の場合は飲み込む力が弱いせいで食べられる食材も限られてきているので、ゼリー飲料を使って不足した栄養を補給することも考えていきたいと思っています。
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