リウマチの影響で体が不自由な母。
複数の病気を患っているため、お薬の種類や量も多いです。
なるべく本人に任せたいけれど、種類が多いことや朝昼夕で飲む薬が違うので、間違ってしまわないようにお薬ケースを利用しています。
現在のかたちになるまでに失敗したこともありました。
3連ケースでの失敗
はじめは3回に分けられればいいと思い、100均で3連のケースを買ってきて朝昼夕で薬を分けて入れていました。
退院したばかりの頃は病院から薬が分包で処方されたため、一回分が一袋で済んでいたのでそこまで不便ではなかったのですが…。
分包の薬がなくなるとシートで管理することになり、シートから薬をその都度出すので大変になりました。
そこでケースを見直すことに。
母が自分で薬を飲めるようにするために工夫したこと
朝昼夕で分ける。
ケースはダイニングテーブルに置き、食後にすぐにのめるようにしたかったので、大きいケースだとスペースを取って邪魔になります。
薬の種類も多いので、1回分ごとに分けると市販の小さいケースには入りきりません。
それに手が不自由なので、細かく分けてしまうとシートが小さく、薬を押し出すことができなくなります。
フタ付きのものも同じ理由で開けられません。
母は自分で飲むことはできるので、1回分ごとには分けずに毎回の出し入れの負担だけ減るように3回で分けました。
1回1錠のシートを半分に切る
1回1錠の薬と1回2錠の薬があり、分からなくなることがありました。
それにシートごと入れるとすべての薬がケースに入りきりません。
間違った錠数を飲まないように、1回1錠のシートを半分に切ることにしました。
半分のシートは1錠だけ飲めばいいので、間違いづらくなったと思います。
ケースを取りだせるようにする
ケースが3つともつながっていると、とても取りづらそうでした。
ケースを倒して入っている薬が全部飛び出すことも。
調べていてみつけた、病院でも使われているものを参考にケースを1つずつ取り出せるように変えました。
▽こちらを参考にしました
すべて100均(ダイソー)で揃えました。
寝る前の薬はないので小ケースは3個にしています。
朝昼夕の札はつけませんでした。
つけなくてもわかることと、つけるとひっくり返しそうだからです。
改善して、使うことになったケースがこちら。
市販のものに比べるとケースに高さがあるので、ケースの下の方に入り込むと取り出しにくくなります。
でも分割したおかげで、そういった場合はケースごとひっくり返せば取り出せるようになりました。
ひとまず現在はこのかたちで落ち着いています。
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番外編 薬を取り出すのに便利なもの
お薬の試行錯誤のなかで母には合わなかったけれどとても便利だと思うものです。
お薬を楽にとりだす便利グッズです。
個人的にはすごく便利だと思います。
そう思って購入したのですが。
残念ですが、母には合いませんでした。
母はリウマチの影響で手が曲がってしまっているので、うまく薬を押し出す場所に指が合わせられませんでした。
押し出すときに何度やってもずれてしまうのです。
指先が普通に動く方や、薬を出すときに力が入りづらいといった方にはかなり便利だと思います!
失敗もありましたが、いまはこのケースで大丈夫そうです。
母の病状によってまた変化させていくかもしれませんが、しばらくはこれでいこうと思います。
どなたかの参考になれば幸いです。
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