昨年12月に母が退院しました。
今回は母の退院前にした住宅改修や、新たに利用することになった福祉用具について記事にしようと思います。
母の身体の後遺症などについてはこちらの記事に書きました。
入院中の家屋調査
入院中、退院に向けての家屋調査が行われました。
以前別の病院に入院した際にも行いましたが、家屋調査は退院後に自宅で安全に生活ができるように、病院の理学療法士さんや作業療法士さんが本人と自宅へ訪問し家の中を調べます。
その際に以前はどのように生活していたかや、現在の身体でできることを踏まえてアドバイスしてくれ、必要があれば改修します。
2年半ほど前の退院の際には、浴室に手すりをつけ、玄関の段差にスロープを設置しました。
今回は体幹の力が以前よりも弱くなってしまったことなどから、新たに改修などをする箇所は以下の3つになりました。
- 浴室扉の交換
- トイレに手すり設置
- ダイニングチェアの交換
母は環境が変わることをとても嫌がり、説得が大変です。汗
以前の家屋調査の際にも浴室扉の改修の話はあったのですが、母に拒否されたためにできず…なんとか浴室内の1箇所だけ手すりを付けました。
今回はみんなで何とか説得し扉を交換できることに。
家屋調査を経て変更したところ
浴室扉を折れ戸に
以前の浴室扉は内側に開くタイプのものでした。
【before】
入浴はシャワーチェアを利用してなんとか自力では入っていましたが、浴室が狭いためシャワーチェアを置くと扉が少ししか開かず、浴室への段差も高いため危険でした。
【after】
扉を折れ戸に交換し、シャワーチェアを置いても扉が全部開きます。
もしも中で何かあった場合にも外側から扉が開けられるので安心です。
トイレに手すりを設置
こちらも以前拒否された手すりの設置です。笑
リウマチや昔の骨折の後遺症のために腰が曲がらないことを考慮し、(工事を拒否されたこともありますが)手すりは突っ張りタイプになりました。
突っ張りタイプといってもとてもしっかりしていますし、太さもしっかりあるんですね。
母もはじめは「使うかな」と言っていましたが、あればあったで使っているのです。
ダイニングチェアを交換
それまで使っていた椅子が不安定で手すりのないタイプだったため、手すりつきの椅子にすることに。
座ってから椅子をひく力がないため、回転式チェアにしました。
こちらはニトリで購入したものです。
こちらの座面と背もたれ部分にさらにクッションマットを敷いて使っています。
新たに車椅子をレンタル
福祉用具では、外出時の移動用に新たに車椅子をレンタルすることになりました。
脳出血により体幹の力が弱まり、体のバランスを取ることがむずかしくなったことと、めまいの後遺症のため、以前のように歩行器を使っての外出がむずかしいためです。
今後はいままで使っていた歩行器は家の中での移動用にし、外出時は車椅子で移動するため、新たに車椅子をレンタルすることになります。
一緒にクッションもレンタルしていますが、クッションは車椅子を使う時だけでなく普段はダイニングチェアに敷いて併用しています。
改修にかかった費用
浴室扉の交換の改修費用には介護保険が適用されました。
負担割合が1割のため、改修の費用は大体1万円ほどで済んだのでありがたいです。
手すりは突っ張りタイプの設置のためレンタル。
こちらは車椅子と一緒に毎月の福祉用具レンタル費用に追加されることになります。
プロの方がサポートしてくれるので安心でした
前回の入院の際からお世話になっている福祉用具の担当の方が、母に合った福祉用具を選んでくれたのでとても頼もしかったです。
作業療法士さんからこういうのがあった方がいいという提案に、すぐにこのアイテムが丁度いいですよ教えてくれたため、こちらは時間をかけて悩むことなくとても助かりました。
ダイニングチェアを購入する際にも相談させてもらったりと何かとお世話になり、いつも頼りにしています。
次回は退院後に新たに利用することになったサービスについて記事にしようと思います。
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母の退院前に決行したおでかけの記事です。
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