おだやかなくらし

育児と介護。ダブルケアでも心地よい生活を目指すブログ

毎日無理せず食事づくりをするために。

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母が脳出血を起こして入院し、これまでの食生活について反省する機会になりました。

退院はいつになるかまだ分かりませんが、再発を防ぐためにも、夫と息子の今後の健康のためにも、普段の食事について見直していこうと考えました。

しかしながら毎日のように3食の食事を用意し続けるのは正直ツライ…藁

バランスのよい食事を意識しながら、なんとか無理せずに食事づくりをしていく方法はないかと模索しています。

 

深刻な食事づくりのモチベーション低下

2年前、母が病気による後遺症で顔面に麻痺が残り、食べやすく飲み込みやすい食事を考えながら作る生活になりました。

といっても食材を小さめに切ったり、やわらかくなるようによく煮込むという程度ですが、以前はそれなりに工夫しながら楽しんで料理をしていたと思います。

しかし昨年春頃に自粛生活がはじまると、ダブルケアで完全に余裕がなくなりました。

毎日3食作るのでほぼ1日台所に立っており、常に頭の中は次の食事のことで頭がいっぱい。

息子のおやつのことも考えなくてはなりません。

それまで平気だった食事づくりが、気が付くと苦痛でしかなくなっていました。


自粛が明けたあともその状態を長らく引きずってしまい、つい最近まで夕方の食事を作る時間が近づくと無気力になり毎日なんとか食事を用意するという日々。

食事の質もかなり下がっていたと思います。

母の後遺症。食生活の重要性と食事づくりの必要性

そんな中で起きた母の脳出血。

自粛による運動不足もあると思いますが、食生活が影響したのではないかと深く反省しました。


脳幹出血は命にかかわることもある場所とのことですが、幸いにも意識ははっきりしていてLINEでやりとりもできているので認知能力も低下していない様子。

手足には麻痺はなく動かせるようなのですが、物を取ろうとして手を伸ばしたり、食事の際に食べ物をすくったりするときに、手がブレてしまいうまくできないことがあるようです。

飲み込みづらさもあるようなので、退院後は以前よりも更に食事に対する負担が増えることが予想されます。

退院後の食事のあり方にについて改めて考えていかなければなりません。

食事づくりの負担を減らすために

母の退院後、また食事づくりが苦痛になってしまわないためにはどうすればいいのか考えることにしました。

毎日の食事づくりがなぜ嫌だと思うのか。


いちばんは献立を考えることが苦しいからです。


主菜と副菜、汁物の具材まで冷蔵庫の食材や栄養のバランスも含めて考えるのがとにかく苦痛でした。

かたいものや辛いものは母や息子が食べられないので、好きなものを好きなように作るわけにもいかず、それも頭を悩ませます。

献立が決まらないとどんどん作る気力がなくなっていき、逆に作るのが決まっていれば私の場合は比較的スムーズに作れる気がするので、献立づくりがネックになっているのかと考えました。

献立について書籍を参考にしてみる

いままで知識がないこともあり、栄養バランスについてまではなんとなくで過ごしていました。

しかし母がリウマチを起因として病気にかかったり、病状が回復しにくいという状況を経験し、健康についてもっと意識して生活をしなければならないという危機感を持ちました。

しかしながらバランスのよい食事といっても、栄養計算できるわけではないし難しそうなので、いくつかの書籍を参考にしてみることに。

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図書館で借りたり、購入したりしてみました。




後遺症で嚥下機能が低下した方にも向けて、同じ献立でも普通食となめらか食の2種類について調理方法が掲載されています。

母はどれくらい回復するかわかりませんが、なめらか食も今後の参考になりそうです。




こちらはメニューが私の好みのものがとても多く気に入って購入しました。
調理方法もシンプルで簡単なものが多く、無理なく作れそうな献立ばかりです。

病院で提供されている食事なので、安心して取り入れられそうです。


こちらは献立を考えるときにどのようにすればいいかわからない私にとっては、とてもわかりやすい本でした。

むずかしく考えずにどの食品をいくつ採ればいいかで考えるので、献立に迷った時にすぐに決められるようになりました。

これからも参考にしていきたいです。

保育園の献立表も参考に

以前息子の食べムラがひどかった時に保育園の先生に相談したことがありました。

当時の先生が保育園の給食は栄養バランスがしっかりしているので、保育園の食事がしっかりと採れているなら、家庭で多少食べない日があっても栄養については心配しすぎなくても大丈夫ですよと言っていただいたことがあり、保育園の献立をよく見るようになりました。

保育園の食事は栄養計算もされており、副菜のメニューなどもとても参考になります。

毎日保育園に、その日のメニューの実物が展示されているので欠かさずチェックしているのですが、食材の切り方や大きさ、火の通し具合など、こどもが食べやすく調理されているので家庭で調理する上で参考にさせてもらっています。

無理しない食事づくり

しかしながら毎日のことだし、疲れている日もあります。

できるだけ料理は手をかけずに楽したい!

ということで私なりに楽してバランスよい献立にするためにやっていこうと考えたことがあります。

調理はシンプルに、あまり手をかけない

特に副菜ですが、味付けなどを頑張り過ぎずにシンプルに炒めるだけ、和えるだけにするなど、時間や手のかかるものにしないことに。

味付けがシンプルなほうがこどもにも評判がよく、よく食べてくれます。

また、主菜が焼くだけなど調理が簡単な時は副菜に時間がかけられるので煮物を取り入れる、反対に時間がかかる主菜の場合には副菜は簡単に作れるものにするなど、料理の調理時間や方法に合わせて作るものの調整をすることにしました。

野菜は切るだけ・ゆでるだけ

これをやり始めてから、格段に調理が楽になった気がします。

野菜は食べやすい大きさに切っただけのサラダにしたり、ゆでたり蒸したりするだけでも十分おいしいので、ほとんど調理しない野菜を食卓に並べることにしました。

食材が新鮮ならそのままでもとてもおいしいので、なるべく旬のものを取り入れるようにしています。

切ったりゆでたりするだけだから時間もかからないので、焦りも減り気持ちも楽になりました。

楽しく食事をつくりたい

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一時はもう楽しく食事を作れないのではないかと思っていましたが、無理をしないようにと気持ちを入れ替えてからは少しずつ気負わなくなってきた気がします。

調理や味付けをシンプルにすることは自分の負担が軽くなるだけでなく、余計な塩分も減らせて、食べてもらう家族の健康にも利点となるのではないかなと感じました。

そんな風に考えてからは気持ちも楽になって、また以前のように毎日食事を作れるようになりました。

この先もずっと続くことだから無理せずに楽しく食事を作っていきたい。

これからも無理をせずに続けていけるように、工夫しながら食事づくりを楽しんでいけたらと思っています。


食事づくりの負担を減らすためにレトルト食品や冷凍食品も活用しています。

www.asuka-kurashi.com

お読みいただきありがとうございました。
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