おだやかなくらし

育児と介護。ダブルケアでも心地よい生活を目指すブログ

怒りについての考えを変えるきっかけに。アンガーマネジメントの本を読んで。

※本ページにはプロモーションが含まれています。


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こんにちは、asukaです。

最近、生理前後の不調がひどく、特に自分でも制御ができないほどのイライラを感じることがあります。

そんな時に突発的に、息子や母に対して大きすぎる怒りをぶつけてしまうことが立て続けにありました。

普段はそこまでキレやすい性格というわけではないですが、同居をはじめてからのここ数年でとても怒りっぽくなった気がします。

怒った後になぜあんな怒り方をしてしまったのだろうと後悔することも…。

そんな自分が嫌で、少し前に聞いて知ったアンガーマネジメントについての本を読んでみることにしました。

借りてきたアンガーマネジメントの本

図書館に行って借りてきました。

読んだ本は2冊。

アンガーマネジメント入門
「つい怒ってしまう」がなくなる 子育てのアンガーマネジメント


アンガーマネジメントとは怒りの感情とうまく付き合うための方法や考え方のこと。

イライラしてしまった時、怒りがわいてつい反射的に怒ってしまいそうな時にできる対処法や認識を見直すためのトレーニング法などが書かれています。

対処方法には反射的に怒ってしまうのを防ぐための方法(頭の中で数を数えたり、目の前の違うものに集中したりすることで反射を遅らせる方法など)、自分がどういう時に怒ってしまうのかを明確にするために怒った内容を書き出す方法などがありました。

対処方法については確かに効果がありそうだと感じましたが、私にとっては「怒り」に関わる認識が変わったことが本を読むことで一番変化したことかなと思います。

「怒り」に関しての認識が変化して気持ちが楽に

イライラしている時、我慢しているつもりではあるけれど、それはもう瞬発的に怒っていたと思います。

怒りそのものは決してわるいものではないこと、そこに至るまでの背景や自分自身の考え方も関わるという事実を知れたことで、気づかされる部分があり気持ちも楽になれました。

怒りというのは自分が選択している

 つまり、出来事そのものがあなたを怒らせているのではなく、あなたは、あなた自身で時と場合に応じて「怒る」という行動を選んでいるのです。
 あなたを怒らせているものの正体は、あなた自身なのです。
「私は、『誰か』や『何か』によって怒らされているのではなく、私は自分で『怒る』を選んでいる」と気づくこと。
「アンガーマネジメント入門」より


相手が自分を怒らせているわけではなく、自分が怒るという行為を選んでしているという言葉にはっとさせられました。

そこには自分の中にある「こうあるべきだ」という価値観があり、それを無意識に正しいものとして相手にも求めてしまっていたのです。

私の場合は主に母親と息子に対して。

それはやはり、認識を改めなければならないことだなと感じました。

新たな習慣を身につけるには

息子に対しては保育園の頃から毎日のように言い続けて、いまだにできないこともあって、全然わかってもらえないと落ち込むこともありました。

そんな私にとって、とても印象に残った言葉です。

あるベテランの先生が、こんなことをおっしゃっていました。
「子どもに新たな習慣を身につけさせるには、意識して行動することを300回繰り返さなければいけないんですよ」
『「つい怒ってしまう」がなくなる子育てのアンガーマネジメント』より


300回。

しかも「意識」してのなんて大人でも大変じゃないでしょうか。

この文章を読んだときに「それはできないわけだ。」と納得できたのです。

夫は衝撃で呆然としていました。笑

こちらも根気のいることではありますが、変わらずに言い続けていこうと思えました。

怒りに対して客観的にみられるようになった

2冊の本を読み終えて、「怒り」に対して客観的に思えるようになりました。

怒りがわいてきたときに、「あ、いま私は怒りがわいているな」と一瞬頭をよぎると客観的に自分をみている感じになり、衝動的に怒鳴ってしまうということは少なくなったと思います。

文章を通して「怒り」というものについて考えることによって、冷静に向き合うことができたのかもしれません。

私の場合は怒るとたくさんのエネルギーを使ってしまって、とても疲れてしまうので出来るだけ怒りたくはないし、息子や母だっていやだろうなと思います…。

これから夏休みに入ると息子と母と3人で過ごす時間が圧倒的に増えます。

怒り散らして家族が疲れてしまうのは嫌ですし、楽しい夏休みを過ごしたい。

自分の考えや感じたことを言葉にするのがとても苦手なので、自分の言葉で伝える努力をしていかないと、相手にも伝わらないままだと反省しました。

ぶつかることもあるとは思うけれど、感情的に怒る回数を減らして、自分も家族も心穏やかに過ごせる家庭を目指していけたらと思っています。


お読みいただきありがとうございました。
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